育成出身の星野がフリー打撃登板 先発入りへ猛アピール

[ 2011年2月3日 18:14 ]

 巨人の2年目、星野が3日、早くもフリー打撃で登板した。先発枠入りを目指す左腕は、「今は飛ばしている」と、キャンプ序盤から懸命にアピールしている。

 昨年、BCリーグ信濃から育成選手として入団。開幕前に支配下選手登録され、救援で34試合に登板した。細身ながら、切れのいい速球を投げ込む。今季就任した川口投手コーチは、「僕は先発タイプだと思っている。次代のエース候補として育てたい」と期待をかけている。

 「もう少し前で球を離したい。抜ける球が減るし、力も出てくる」と課題を挙げた星野。13日に行われる最初の紅白戦でも登板する予定だ。実績はないだけに、どんどん結果を出していきたいところ。「僕は全力でいかないと。手を抜くところは一つもない」と、目いっぱい飛ばしていく構えだ。

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2011年2月3日のニュース