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黒木知宏氏 斎藤絶賛!「一線級投手に挟まれても見劣りしない」

[ 2011年2月3日 07:45 ]

日本ハム斎藤のブルペンを視察した評論家の黒木知宏氏 

 元ロッテ投手で「ジョニー」の愛称で親しまれた黒木知宏氏(37)が2日、日本ハムの名護キャンプを視察。プロ初のブルペン入りした注目のルーキー斎藤について現役時代の「魂の投球」と同じように熱く語った――。

 投げる「さま」が素晴らしい。それがブルペンの斎藤を見て、まず抱いた印象です。これだけ注目され、しかも林、武田勝という一線級の投手に挟まれてるのに、少しも見劣りしなかった。

 普通の新人なら両隣の先輩に気を使ってしまうもの。ところが、逆に2人が斎藤に合わせているように見えた。試合でも練習でも投球に欠かせないのがリズム。自分のリズムを崩すことなく、いろんな球種を確認しながら投げていた。何となく投げるのではない。いい球、悪い球を1球ごとに把握。こんな状況でも集中力を欠かないところに心の強さを感じた。

 僕の1年目は「俺の凄さを見せよう」としてバタバタになり、周りの先輩に迷惑を掛けてしまった。対して斎藤の堂々とした投げる「さま」はさすがの一言。どれだけ練習し、準備してきたかがよく分かる。肩が温まると、グッと目の色も変わった。こんなふうにして顔つきもプロの顔になっていくのだろう。

 グラウンドでは僕を見つけて、あいさつに来てくれた。中学時代、まだ現役だった僕に憧れていたと聞く。そういう思いを抱いてくれていたことは本当にうれしい。だから今度は斎藤自身が、野球少年が憧れる投手になっていってほしい。(元ロッテ投手)

 ◆黒木 知宏(くろき・ともひろ)1973年(昭48)12月13日、宮崎県生まれの37歳。延岡学園―新王子製紙春日井から94年ドラフト2位でロッテ入団。97年から5年連続2桁勝利などエースとして活躍し、98年に最多勝、最高勝率のタイトルを獲得。02年以降は右肩痛に苦しみ、07年限りで現役引退。通算199試合で76勝68敗1セーブ、防御率3・43。右投げ右打ち。

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