内川、表情晴れやか「決め手は九州出身」

[ 2010年12月1日 19:37 ]

 ソフトバンク移籍を決断した内川は、晴れやかな表情で心境を語った。

 ―決断の決め手は。
 「九州出身ということ。昨オフに父親が、ゆっくりおまえの試合を見てみたい、とつぶやいた。近くで見てもらう機会があるなら、と思った」
 ―来季がプロ10年目。
 「野球人生を考えると半分はすぎている。優勝を経験してみたい」
 ―チームの印象は。
 「常に優勝に絡んでいる印象。広い球場でやるのも楽しみ」
 ―交渉には王会長が同席した。
 「歴史に名を残す方から何も変える必要がないと言われ、気持ちが傾いた部分がある」
 ―両リーグでの首位打者に期待が集まる。
 「優勝が絶対条件だが、個人タイトルがついてくるなら、これほどうれしいことはない」
 ―ポジションは。
 「外野になると言われている。打つことを期待されている部分が強いと思うので、期待以上の結果を残したい」
 ―横浜の球団売却騒動の影響は。
 「大事な時期に話ができなかったのはつらかった。横浜を変えようとした今年1年でああなったので、僕の中でしんどい部分はあった」
 ▼ソフトバンク・秋山監督の話 とても期待している。内川君は今一番脂が乗っている時期。実績も十分で、その実力をそのまま出し続けてもらいたい。打撃スタイルを変える必要はない。彼の打撃技術がうちのチームに必要だと思っていた。

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2010年12月1日のニュース