悩める内川 26日“本命”ソフトBと初交渉

[ 2010年11月22日 06:00 ]

少年たちの前で打撃を披露する横浜・内川

 8日に国内FA権を行使した横浜・内川が、26日にソフトバンクと初交渉を行うことが決まった。この日は横浜市内で行われた野球教室に参加。「必要とされていることはありがたく思う。いい話し合いができればいい」と笑顔で話した。

 18日には広島と交渉を行い、同じ大分出身の野村監督から直々にラブコールを受けた。最有力とされるソフトバンクについては「九州だからというのはあまり関係ない」としながらも、「将来どうやっていくのか、それに自分がどのように力になれるのかを聞いて、それを踏まえてフラットに考えたい」と積極的に意見を述べるつもりだ。
 移籍が確実視される中、23日には横浜スタジアムで行われるファン感謝デーに参加する。「もし移籍するのなら、公式の場でユニホーム姿をお見せするのは最後にならざるを得ない。複雑な部分がある」と神妙な面持ち。26日には静岡県内での選手会ゴルフに出席後、ソフトバンクとの交渉を行う予定だ。一方で慰留に努めるとしている横浜側からは連絡がなく、「横浜と交渉をやっていかないと(移籍か残留かの)判断ができない。自分から連絡するか悩んでいる」と困惑の表情も浮かべていた。

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2010年11月22日のニュース