サイド最速へ！一二三“１６０キロ計画”始動

＜一二三契約更改＞甲子園再び大暴れだ！阪神との仮契約を結んだ一二三は気合十

　「１６０キロプロジェクト」が早くも始動した。阪神は、ドラフト２位で指名した一二三（東海大相模）と大阪市内で入団交渉を行い、契約金６０００万円、年俸７２０万円で仮契約。今夏の甲子園準Ｖ右腕は「あこがれの舞台、甲子園で早く投げたい」と話した。

　この日は続木トレーニングコーチ、杉本チーフトレーナーも同席。入団交渉前に、体幹トレーニングなど球速アップにつながる下半身強化のメニューを実演を交えて伝授された右腕は「トレーナーさんと話して下半身を強化していきたいです」。今春センバツ後に上手からサイドスローに転向したが、すでに最速１５０キロを計測。ヤクルト・由規が今年マークした日本人最速の１６１キロ超えについて質問され「（意識は）あります」と堂々と言い放った一二三には無限の可能性が広がる。