「何も仕事をしていないので…」雄星は現状維持でサイン

契約更改を終え、記者会見する西武の雄星投手

　西武の雄星投手が２２日、西武ドーム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸１５００万円で更改した。注目を集めた１年目は、左肩痛の影響などで１軍では投げられず「何も仕事をしていないので、来年やってやるぞという気持ちでいます」と巻き返しを誓った。

　５月４日の２軍戦を最後に実戦登板はなかった。その後は左肩の回復に努め、４０メートルのキャッチボールができるまでに戻った。「だいぶ良くなっているので、２月のキャンプでブルペンに入れるようにしたい」と話した。

　オフは所沢で体を動かす。左腕は来季へ「まずは１軍で投げることが目標。将来的にローテに入るためのステップになる１年になればいい」と目標を口にした。（金額は推定）