吉見「情けない、と書いておいてください、きょうは…」

＜広・中＞４回、栗原に振り逃げを許しがっくり膝をつく吉見

　【中日３－５広島】中日の吉見が２発を浴び、７回４失点で８敗目を喫した。

　疲労による体調不良のため３日の巨人戦（ナゴヤ）以来の先発だった。４回には味方の失策と、自身の暴投２つが絡んで２失点。同点の７回には２死から梵に勝ち越しソロを許した。相手先発の前田健に並ぶ１３勝目を狙ったが「情けない、と書いておいてください、きょうは…」。２年連続の最多勝タイトルが遠のいた。

　守りが乱れ、２６試合連続無失点だった２番手の高橋も８回に追加点を与えた。それでも阪神に代わった２位とのゲーム差は２・５のまま。落合監督は「見ての通りだよ。３戦ともミスは関係ない」と余裕の表情だった。