ガッツ総監督に吉報を届けられず…

[ 2010年9月17日 06:00 ]

 第35回全日本クラブ選手権は16日、西武ドームで準々決勝4試合が行われた。昨年準優勝の松山フェニックスが1―0で横浜金港クラブを下して4強入り。タレントのガッツ石松(61)が総監督を務めるガッツ全栃木野球クラブは今夏の都市対抗に出場した大和高田クラブに1―6で敗れた。17日は準決勝2試合と決勝が行われる。

【試合結果


 ガッツ全栃木野球クラブは逆転負けで4強入りを逃した。初回に佐藤の左前適時打で先制したものの、エースの田崎が左打者を9人並べた相手打線に踏ん張りきれず5回途中4失点で降板。打線も4回以降は2安打と振るわなかった。映画撮影のため初戦に続き不在だったガッツ総監督に吉報を届けられず、滝田監督は「すべてにレベルアップしないと全国大会では勝てない」と話した。

 <松山フェニックス 村田が千金決勝打>チームを勝利に導いたのは捕手の村田だった。9番ながら「打撃が好き」という通り、0―0で迎えた8回1死三塁の好機に左前適時打で試合を決めた。守備でもエースの永井を好リードし、4安打完封に導いた。昨年は準優勝に終わっただけに、村田は「目標は日本一です」と頂点だけを見据えた。

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2010年9月17日のニュース