T―岡田は不発 初球宴「まだ早かったかな」

[ 2010年7月25日 06:00 ]

<セ・パ>3回、T-岡田は空振り三振に倒れる。投手・久保

 【球宴第2戦・全パ5-5全セ】豪快な一発は見せられなかった。前日の5番から、この日は全パの4番に抜てきされた初出場のオリックス・T―岡田は4打数無安打2三振。2試合で6打数ノーヒットに終わり「楽しかったけど、一発打ちたかった」と悔しがった。

 90年の清原(西武)を抜いて、パ・リーグ史上最年少での球宴4番。その気負いからか、初回2死での第1打席は見逃しでの3球三振。2打席目も三振に終わり、その後も快音は聞かれずじまいだった。リーグ2位のシーズン22本塁打のパワーを発揮することはできず、「僕にとって初めての球宴を一言で言えば、まだ早かったかなということ」と苦笑いした。

 それでも稲葉、中島らと野球談議に花を咲かせ「先輩方の凄さを感じて、多くの収穫があった」。後半戦へ向け「この経験を生かしたい。今はカブレラさんがいるけど、自分の力で(チームでも)4番を勝ち取る気持ちでいます」と誓いを新たにした。

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2010年7月25日のニュース