宮崎 高校野球の観客入場認める

[ 2010年7月25日 19:26 ]

 口蹄疫問題を受け、夏の甲子園代表校を決める宮崎大会の一般観客の入場を制限してきた宮崎県高野連は25日、県全域で27日に家畜の移動、搬出制限区域が解除された場合、同日以降に開かれる準決勝と決勝は観客入場を認めると発表した。

 県高野連は感染拡大防止のため、これまで部員や引率の教諭、保護者らを除き、試合会場への入場を認めない異例の対応を取ってきた。口蹄疫の新たな疑い例がなく、27日午前0時に県内で最後に残る宮崎市の制限区域が解除される見通しとなったのを受け、理事会で見直しを決めた。27日は準決勝2試合を予定、28日は決勝がある。
 県高野連は、防疫措置を引き続き徹底するとしており、車両や靴底の消毒に加え、球場入り口にテントを設置し噴霧器による衣服の消毒も行う。
 県高野連の松山孝太郎会長は「スタンドに観客が入れば、子どもたちのプレーにも一段と熱が入るのでは」と話した。

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2010年7月25日のニュース