“思い出”売ります…広島市民の観客席など競売に

[ 2010年2月10日 06:00 ]

 広島市は9日、広島の本拠地として半世紀以上親しまれた旧広島市民球場(広島市中区)の観客席やホームベースなどを競売に掛けることを決めた。

 旧球場は3月末に閉鎖後、スタンドの一部を残し解体される予定で、市はグラウンドの芝や土を使ったキーホルダーやストラップも販売。計1億3000万円の売り上げを見込んでおり、収益は跡地の整備費用に充てる。対象は各種座席やピッチャープレート、「広島市民球場」の銘板や座席案内板など約70種で、一部はカープ選手やOBのサイン入り。閉鎖後に旧球場でオークションを開き、インターネットの競売サイトへも出品する。

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2010年2月10日のニュース