八百長事件で阪神の中込元投手、元西武の張を起訴

[ 2010年2月10日 17:54 ]

台湾プロ野球リーグの八百長事件で、検察当局は10日、台湾チーム兄弟の監督を務めていた、プロ野球阪神の中込伸元投手(39)、ラニューの現役選手で、かつて西武に所属した張誌家投手(29)を、賭博罪と詐欺罪で起訴した。

 台湾の法律に基づき、嫌疑が重大な場合などに適用される起訴時の求刑が行われ、中込被告は懲役1年6月、張被告は懲役2年を求刑された。
 2人とも事件へ関与した疑いが発覚した後、所属球団を解雇されている。
 台湾メディアによると、この日は現役選手や賭博グループ関係者ら計24人が八百長事件で起訴された。
 検察当局は昨年10月、八百長事件の捜査に着手。当時の発表によると、賭博グループは野球賭博場を経営し、昨年5月から9月にかけて、投手に打者へ故意に投球をぶつけさせるなどの八百長をさせて試合結果を操作。客から多額の賭け金を詐取し、協力した選手に報酬を払っていた。
(共同)

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2010年2月10日のニュース