ジラルディ監督も松井秀とは平行線…

[ 2009年12月4日 06:00 ]

 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督(45)が2日(日本時間3日)、ニューヨーク市内で慈善団体による表彰式に出席。FAとなった松井秀喜外野手(35)が残留しても、DH専任で扱う方針を示した。外野守備復帰を狙う松井とは平行線のままだ。

 「今季はすべてうまくいった。ヒデキを1週間の7試合中5試合、残りで他の選手をDHに使った。それが重要だと分かったんだ」。指揮官は松井の去就については明言を避けたが、来季もDH専任を1人置きながらベテランを休養のため定期的にDH起用する考えだ。
 この日ニューヨーク市内で取材に応じた松井は「右ひざはもう大丈夫。左ひざも来年はそうなればいい」と先月30日に左ひざしか検査しなかった理由を説明した。右ひざは手術から2年で完治。来オフには左ひざも同様の経過を目指し、現在は左ひざのケアに専念している。ヤ軍は3日からの予算会議で松井の処遇を固めるが、守備に関して両者の歩み寄りは全く見られず。残留交渉は簡単に決着しそうもない。

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2009年12月4日のニュース