巨人・木佐貫とオリックス高木のトレード発表

[ 2009年12月4日 16:00 ]

木佐貫洋投手(左)と高木康成投手

 巨人の木佐貫洋投手(29)とオリックスの高木康成投手(27)の1対1の交換トレードが成立し、4日に両球団から発表された。高木の背番号は13に決まった。

 木佐貫は02年に自由枠で入団。1年目に10勝を挙げて新人王を獲得。07年にも12勝9敗でリーグ優勝に貢献した。しかし7年目の今季は1軍登板わずか1試合。先発機会を求めていたところ、オリックスの補強ポイントと一致した。
 党内で行われた会見で木佐貫は「(移籍は)前向きにとらえたい。期待されているのはうれしい。来季は先発ローテーションに入りたい」と話し、新天地での復活を誓っていた。
 高木は静岡・静岡高から近鉄を経てオリックスへ。07年には54試合に登板したが、今季は6試合で1勝2敗。球団を通して「10年目という節目の年を終え、新天地でプレーすることになりましたが、常に謙虚な気持ちを忘れず、頑張っていきたい」とコメントした。

 ▼オリックス・長村裕之編成部長の話 先発、中継ぎ、抑えのどのポジションでも1軍の実績と経験がかなりある。キャンプやオープン戦で監督、コーチに見てもらい、一番能力を発揮できるところで投げてほしい。

 ▼巨人・原辰徳監督の話 今回のトレードが両チームにとっていいきっかけとなれば。木佐貫には環境が変わることで心機一転、復活してほしい。巨人の仲間となる高木君には、競争の輪の中に入って、大ブレークしてくれることを期待している。

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2009年12月4日のニュース