スンヨプCS“代打権”のために結果出す

[ 2009年10月8日 06:00 ]

 巨人の李スンヨプ内野手(33)が7日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた1軍練習に合流。打撃不振や腰痛で2軍暮らしが続いた助っ人は、21日から始まるCS第2ステージでの“代打権”を得るため、残り2試合でのアピールを誓った。

 すでにプライドは捨てている。2軍で真っ黒に日焼けした肌が、その証拠だ。室内練習場でフリー打撃を行った助っ人は「久々の1軍で緊張したが状態は悪くない。最善を尽くす」と決意した。昨季は打率・248に低迷。今季も好不調の波が激しく、腰痛を発症した8月上旬から2軍暮らしが続き、首脳陣の信頼は地に落ちた。篠塚打撃コーチは「CSで代打?それには結果が必要」と語ったが、残り2試合は主力の調整の場であり、代打や途中出場が濃厚。限られたチャンスに懸けるしかないのが現状だ。
 李スンヨプも自身の立場は分かっている。3日のファーム選手権(中日戦・富山)では右足に死球を受けて途中交代したが「足は問題ない」。年俸6億円の大砲は、少ないチャンスに意地を込める。

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2009年10月8日のニュース