ロッテ 西村新監督を発表「いつかは監督になることを…」

[ 2009年10月8日 15:12 ]

就任の記者会見後、瀬戸山隆三球団社長(左)と握手するロッテの西村徳文新監督

 ロッテは8日、バレンタイン監督に代わる来季の新監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)が昇格すると発表した。2年契約で、契約金はなく年俸は5千万円。背番号はコーチ時代と同じ「78」。

 ロッテでは八木沢荘六元監督以来、16年ぶりの生え抜き監督は「球団への愛情は誰にも負けない。常勝軍団をつくるために全力で頑張る」と抱負を述べた。
 西村新監督は22日、鹿児島の秋季キャンプで本格始動する。2年連続Bクラスチームの再建へ、早くも来季キャプテンに西岡を指名。目指すスタイルについては「わたしの野球をやる」と前監督と一線を画すことを強調。「わたし自身が無名でプロ入りした。必死に練習するのが大事」と猛特訓復活の考えも示した。
 西村新監督は宮崎・福島高から鹿児島鉄道管理局を経て1982年にドラフト5位でロッテ入り。チーム一筋にプレーし、俊足巧打を武器に首位打者や盗塁王に輝いた。97年の現役引退翌年からコーチを務めていた。(金額は推定)

 ▼ロッテ・西村徳文新監督の話 いつかは監督になることを目標にしてきた。不安は一切考えず、前向きに。今までの反省から細かいプレーをやらないと勝てないのが頭にある。そして打つ、走る、守るでアグレッシブな姿勢を前面に出していく。

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2009年10月8日のニュース