NPBピリピリ…花巻東高へ菊池と直接面談を要望

[ 2009年10月8日 20:43 ]

 米大リーグ挑戦か、日本のプロ野球入りかで注目される岩手・花巻東高の菊池雄星投手に関して、日本プロ野球組織(NPB)は8日、日本高野連を通じて花巻東高に、12球団のスカウトと菊池投手との直接面談と、ドラフト会議前には大リーグ側から条件提示を受けないことを求める要望を伝えた。

 菊池投手はプロ野球志望届を提出した5日、国内外を問わず、各球団との面談に本人は同席せず、佐々木洋監督が対応するとしていた。また、日本の球団は交渉権獲得前にアマ選手に条件提示はできないが、大リーグ球団には制限が何もない。

 昨年は田沢純一投手がドラフト指名回避を要望してレッドソックス入りしているだけに、NPBの下田邦夫事務局長は、直接面談の機会を設けることを要望した上で「大リーグからも条件提示を受けないようにお願いしたい」と神経をとがらせていた。

 ▼日本高野連・小森年展事務局長の話 せっかく会いたいという希望があるようなので、会えた方がいいでしょう。大リーグの条件提示については、NPBの要望として伝えました。佐々木監督は前向きに検討します、と話していました。

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2009年10月8日のニュース