斎藤「言い訳できない」連続押し出し四死球

[ 2009年6月16日 06:00 ]

<フィリーズ・レッドソックス>7回を終え、得点に沸くフィリーズファンとは対照的に肩を落としてベンチに引き上げる斎藤隆

 【レッドソックス6-11フィリーズ】レッドソックスの斎藤は5―9で迎えたフィリーズ戦の7回2死満塁で登板したが、連続押し出し四死球。アットリーを空振り三振に仕留め自責はつかず、11試合連続無失点となったが「言い訳はできない」と猛省した。

 ただ、この日はルンギー球審の態度に困惑した。アットリーの打席でのこと。球審は通常体を動かしながらストライク、ボールの意思表示をするが、3球続けて中腰のまま動かなかった。投球を急がせるような態度にも見えたため、斎藤は試合後に説明を求めたが、飛行機の時間を理由に2週間後に先送りされた。

 実はこの審判員、昨季は自ら体をぶつけメッツのマニエル監督を退場にし、1試合出場停止処分となったお騒がせ者。3日にはデービッドソン球審の判定に戸惑ったばかりだが、普段は温厚な斎藤も「こんなの初めて。バカにされているみたい」と怒っていた。

続きを表示

2009年6月16日のニュース