西武逆転不可能…ソフトバンクV賞金5000万円

[ 2009年6月16日 22:11 ]

中日に勝利し、タッチを交わすソフトバンクナイン

 プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は16日、ソフトバンクが2年連続2度目の優勝を決めた。パ・リーグのチームによる交流戦制覇は、導入された2005年から5年連続。連覇は05、06年のロッテ以来。ソフトバンクには優勝賞金5千万円が贈られる。

 ソフトバンクは延長戦の末に4―3で中日を下し、3試合を残して16勝4敗1分けとした。逆転優勝を狙った西武は6―7で巨人に敗れて11勝7敗2分けとなり、残り4戦を全勝としても、勝率で上回れない。この日試合がなかった広島が残り4戦を全勝すれば、16勝7敗1分けで並ぶ可能性もあるが、同率の場合は前年の交流戦上位チームが上位となるため、昨年覇者のソフトバンクの優勝が確定した。
 またソフトバンクは、阪神に敗れた日本ハムと並んでパ・リーグの首位にも浮上した。
 交流戦は順調に日程を消化すれば、21日に最終戦を迎え、全日程終了後に最優秀選手(MVP)が発表される。リーグ戦は26日から再開される。

 ▼ソフトバンク・秋山監督の話 今年も優勝できればと思っていたので、ほっとしている。交流戦になって気持ちを切り替え、みんながやるべきことをやってくれた。この優勝を励みにしていきたい。

 ▼ソフトバンク・王貞治会長の話 交流戦に入って理想的な戦いができていた。秋山監督を中心に一丸となった戦いぶりで、当然の結果だと思う。この勢いでペナントレースも突っ走ってほしい。

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2009年6月16日のニュース