村田WBC用バットで“引っ張り”解禁!

[ 2009年2月5日 06:00 ]

ティー打撃を行う横浜・村田(左)と横浜・内川

 WBC日本代表の4番候補、横浜・村田が早くもエンジン全開だ。志願して全体練習後に行ったフリー打撃で84スイング中4連発を含む25本のサク越え。「背番号(25)と同じぐらい打ちます」と語った公約を果たし「スイング自体は去年の今より全然いい」。“向上心”と書かれたTシャツを着て笑顔を見せた。

 昨年は9日から始めた“引っ張り”を4日目にして解禁し、中堅から左方向に次々とアーチをかけた。生命線のバットも替えた。北京五輪ではアオダモを使っていたが「あっちの球は硬い。アオダモだと負けてしまうことが多かった」と、この日使用したメープルで臨む意向を口にした。

 北京五輪では国内合宿で体調を崩して入院し、8試合で打率・087(23打数2安打)と散々。それだけに今年は風水でお告げが出たラッキーカラーの赤、黄のTシャツを着用するなど験も担ぐ。マウスピースも日の丸仕様の赤と白、黄色など4種類から今後の実戦結果を見据えて選択する。北京の屈辱は2度と味わいたくない。男・村田は最高の結果を出すためにあらゆる準備を尽くす。

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2009年2月5日のニュース