大田 脇締め新フォームで28発サク越え

[ 2009年2月5日 06:00 ]

中畑氏(左端)、原監督(右端)らが見守る中、フリー打撃する大田

 巨人の大田は特打も含め今キャンプ最多の計322スイングと振りまくり、28発のサク越えを放った。

 第1クール最終日。フリー、マシン打撃で32球ずつ振り込むと、苦手の3000メートル走の後、休む間もなく居残り特打に取り組んだ。これまでは1・1キロのマスコットバットを使用していたが、6スイング目から原監督の指示で920グラムの白木バットを使用。前日、指揮官から伝授されたグリップエンドを下げ脇を締める新フォームで258スイングの激振だ。「多少タイミングは取りづらいけど違和感はない。ヘッドがうまく使えます」。高校通算65発を生んだフォームは捨てたが「ゼロにして考えている。何球かは“この当たりはいい”というのがあった」と手応えを明かした。
 「あっという間だった」第1クールは終了。14、15日に予定される紅白戦で開幕1軍入りの足がかりをつかむ。

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2009年2月5日のニュース