藤川が斬りまくる!岩田が切れまくる!

[ 2009年2月3日 19:57 ]

 WBC日本代表候補の阪神の藤川と岩田が早くもシート打撃に登板。藤川が「今の段階では十分。仕上がりが早い」と言えば、岩田も「この時期に、これだけ投げられるのは初めて」と話した。

 2人とも桜井ら若手が相手。藤川はあらかじめ球種を伝えて25球を投げ、安打性の当たりは3本。オフから一貫してWBC使用球で練習してきた成果が十分に出ていた。「球種が多いわけじゃないから」と腕を下げ、スリークオーター気味で投じる場面もあった。
 岩田の安打性の当たりは4本。抜ける球も見られたが、変化球に切れがあった。WBC使用球は通常より球が打者の手元で動くため、バットを3本折った。「動いた分、ちゃんと当たらなかった」と手応えをつかんだ様子だ。
 「途中でけがしてもしょうがない気持ちで頑張る」という藤川。岩田は「実戦の中で質を高めたい」。大一番に向け、調整は順調。盤石に仕上げていくつもりだ。

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2009年2月3日のニュース