元阪神・喜田に出鼻挫かれ“沈黙の虎”

[ 2008年9月13日 06:00 ]

2回、喜田に3ランを浴びてうつむく安藤

 【阪神0―4広島】一夜にして“沈黙の虎”に変身した。今季11度目の4安打零敗。史上初の4試合連続サヨナラ勝ちで4連勝はならず、岡田監督は「サヨナラが続いたら勢いがつくものじゃない。投手が抑えて、打つ。その理想の形になってない」といら立った。

 安藤は2回、元同僚の喜田に抜けたスライダーで3号3ランを被弾するなど4失点。8月19日の広島戦から5試合連続で中5日登板中。試合後は今季初のノーコメントで通した。打線も4点を追う5回、1死満塁で金本が最悪の二ゴロ併殺打。エースが打たれ、4番がブレーキという悪循環に金本は「オレが悪い」と責任を背負い込んだ。2位・巨人とのゲーム差は5。ここ4試合連続で2~8回に得点がない打線の奮起がラストスパートのカギを握る。

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2008年9月13日のニュース