“守備固め”福留勝利のスーパーキャッチ

[ 2008年9月13日 06:00 ]

8回、ロペスの飛球を好捕してチームの危機を救った福留

 【カブス3―2カージナルス】カブスの福留がスーパーキャッチで勝利を呼び込んだ。1点リードの8回の右翼守備から出場。この回1死一、二塁から右翼後方への大飛球にグラブを差し出しながら跳び上がり、フェンスに背中を激突しながら好捕した。この回無失点で切り抜けるビッグプレーに「そのために守りに入っている。余計な塁を与えないで済んだ」と納得顔だ。打撃不振から9月の先発出場は9試合中3試合。そんな状況下でも、守備につく際には必ずフェンスの距離を測っているからこそ出た好守。ハリケーンの影響で12、13両日のアストロズ戦中止が決まったが「まあ、毎日オフみたいなものなので」。限られた出場で結果を残すことが先発復帰につながる。

 ≪ハリケーンから“避難”≫アストロズは11日、米国南部に上陸予定の大型ハリケーン「アイク」の接近に伴い、12日から予定されていたヒューストンでのカブス3連戦のうち、12、13日の2試合を中止すると発表した。カブスは11日のカージナルス戦後、シカゴに戻って待機する。ア軍の本拠地ヒューストンへは13日午前に最も接近すると予想されており、両球団は14、15日で3試合を実施する方向で調整している。

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2008年9月13日のニュース