イチロー「それ聞いてどうすんの」

[ 2008年6月26日 12:21 ]

メッツ戦の9回、空振り三振に倒れ、メッツに敗れたマリナーズのイチロー

 先発バティスタが早々に崩れ、マリナーズは両リーグで最も速く50敗目を喫した。このペースでは大リーグ史上初めて100億円以上の年俸を払いつつ、100敗するチームになる。しかしイチローは「それを聞いてどうすんの」と素っ気なかった。

 イチローは疲れているのだろうか。そんなことを感じさせたのは休みについてのコメントだ。チームは試合後に専用機でサンディエゴに移動。約6時間のフライトを経て現地到着は26日未明となるが試合はない。イチローの「休みは大きい。それはいつでも…」の声には実感がこもっていた。
 マリナーズの今季総移動距離は約9300キロで、大リーグ史上最長となる見込みだ。その過酷なシーズンで開幕から休みなく出場を続けているのはイチローとイバネスの2人しかいない。イバネスは指名打者起用が2試合あるのに対し、イチローは全試合で守備に就いている。長いシーズンは、まだ折り返し地点にも達していない。(共同)

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2008年6月26日のニュース