岩村 きっちり出塁&適時打で勝利に貢献

[ 2008年6月26日 12:01 ]

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は25日、マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・二塁」で出場、5打数1安打1打点だった。内容は三振、四球、一ゴロ、左越え二塁打、三振、右飛で打率2割7分2厘。チームは15―3で勝った。

 ≪1番打者として安定感≫レイズの岩村が着実に役割を果たしている。3回1死一塁。フルカウントから四球を選んで好機を広げると、続くクロフォードの3ランで本塁を踏んだ。
 5回は無死一、三塁から左越えに適時二塁打。さらに後続の安打でこの日2度目のホームイン。今季初の2試合連続2得点で1番打者の仕事を果たし、この回10点の猛攻に絡んだ。
 13日に交流戦が再開してから11試合すべてで出塁を続けている。この期間の四死球は三回の四球で九つ目。慣れない投手との対戦が続く中での粘り強さが光る。岩村は「相手が逃げてくれればそれでいいし、際どい球をカットしてボールが見える状態は持続している」と手応えを口にする。
 試合前には出場停止処分の不服申し立てに対する事情聴取が行われた。近日中にも結果が出る見込みだが、堅実な働きを見せる1番打者の欠場はチームにとって大きな痛手となりそうだ。(共同)

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2008年6月26日のニュース