“世界一”狙って斎藤フル回転だ

[ 2008年6月24日 06:00 ]

明大・岩田(右)の隣りでキャッチボールする早大・斎藤

 全日本大学野球連盟は23日、第4回世界大学選手権(7月17~27日、チェコ・ブルノなど)の日本代表に早大・斎藤佑樹投手ら22人を選出した。この日、3日間の代表候補合宿を終えた斎藤は、昨年の日米大学野球選手権に続く大学ジャパン選出に「2回目でも、とても新鮮でうれしい。去年の経験を生かして頑張りたい」とコメントした。

 目指すは同大会初優勝。指揮を執る青学大・河原井監督は「実績もあるし軸になるのは当然。彼の変化球は強振してくる打者に有効。持ち味を出してくれれば、どの国でも通用する」として斎藤を“エース”に指名した。その上で「リベンジさせてやりたい」と昨年の日米大学野球で“大学初黒星”をつけられた米国戦での起用を示唆。斎藤自身も「スライダーの切れをもっと磨いて米国とやりたいし、金メダルを獲りたい」と闘志を燃やした。
 今大会は初戦のインド戦から予選リーグが7連戦の強行日程。斎藤も先発、中継ぎ、抑えとフル回転する方針。リーグ戦と同じ背番号1を背負う斎藤の肩に“世界一の座”がかかっている。

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2008年6月24日のニュース