井口 心臓移植待機患者を激励

[ 2008年2月7日 11:38 ]

心臓移植待機患者(右)を激励する井口

 米大リーグ、パドレスの井口資仁内野手は7日、東京都文京区の東大病院を訪れ、心臓移植待機患者を激励した。ホワイトソックスに在籍していた昨年4月、シカゴの病院で心臓移植のために入院していた埼玉県熊谷市の松本拓也君を激励した縁で、今回の病院訪問が実現した。医師の説明を受けながら10人の患者を見舞った井口選手は「こうして激励することで僕らも頑張らないといけないと思える。励みになる」と話した。

 井口選手はダイエー(現ソフトバンク)に入団した1997年から車いすや自動体外式除細動器(AED)の寄贈、盲導犬育成のための寄付など積極的に慈善活動を行っている。ロサンゼルスにも心臓移植を待っている日本人の子供たちがいることを聞き「遠征先でも元気づけることができれば」と病院訪問をしたい考えを明かした。
 沖縄で4日まで自主トレーニングを行っていた井口選手は12日に渡米し、キャンプ地のアリゾナ州ピオリアには16日すぎに入る予定。

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2008年2月7日のニュース