雨ばっかりで広島　実戦練習できない

　広島は雨のため投手陣のフリー打撃登板は中止。これで６日間で５日も雨にたたられ、３度のメニュー変更を強いられた。ブラウン監督は「雨の日の試合が強くなるかも」と冗談を飛ばすが、コーチ陣の表情は渋い。「守備の連係はこの時期に数をこなしたか否かの差は出る」と高内野守備走塁コーチ。９２年には１２日間で８日も降雨に見舞われ、若手７選手が日南へ脱出したこともある。“天災”による実戦練習の遅れに首脳陣は頭を抱えている。