都市対抗にアジアのチームも

[ 2008年2月7日 06:00 ]

 日本野球連盟の松田昌士会長(72)は6日、同連盟の常任理事会で、来年の第80回記念となる都市対抗野球で「アジア都市対抗」を開催する意向を示した。

 五輪野球の正式種目復活へ松田会長は「アジアの社会人野球を盛り上げる。韓国、中国、台湾から来てくれれば」と話した。かつて都市対抗には第1回(27年)から第16回(42年)まで満州倶楽部(大連市)、全京城(京城市、現ソウル市)など、かつて現地在住の日本人が中心となって結成したチームが出場。5度の優勝にも輝いている。今回は現地の社会人を対象に招へいする予定だが、松田会長は「合同チームでいい」と都市代表チームでの参加を呼びかけた。昨夏大会決勝戦、東芝―JR東日本は4万5000人の超満員となり、東京ドームが沸いた。ここにアジアの熱気が加われば、東京はアジア社会人野球の聖地となる。

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2008年2月7日のニュース