城島、阿部に続け 斎藤が“工藤塾”へ

[ 2008年2月7日 06:00 ]

ブルペンで球を受けた斉藤俊(左)にダメ出しも含めて声をかける工藤

 44歳左腕の横浜・工藤がキャンプ2度目のブルペン入り。110球の投げ込みでは4年目の捕手・斉藤へ1球投げるごとに厳しい言葉を浴びせた。「(カーブの時に)ミットを上下に動かすな!」「今のはいい球じゃない。考えろ!」。シッタも工藤流愛のムチ。

 ソフトバンクでは城島、巨人では阿部にミットの構え方、配球論、投手への気配りなどを伝授。球界を代表する捕手に育て上げた。斉藤は昨年8月の北京プレ五輪で正捕手として優勝に貢献。相川の後継者として期待される成長株は「言われたことをどんどん吸収したい」と早速“工藤塾”入りを志願した。工藤も「遠慮せずに、どんどん言ってもらった方が気合が入る。44歳でも“オヤジしっかり投げろ!”と言ってもらいたい」と工藤。ベテラン左腕は若手投手陣だけでなく、捕手も育てる。

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2008年2月7日のニュース