カザフスタン“お姫様旗手”リパコワの衣装は白鳥をイメージした特注品 同国五輪委員会が説明

[ 2021年7月24日 19:17 ]

カザフスタンのボクシングのクンカバエフ選手(左)と陸上三段跳びのリパコワ選手(右)=ロイター

 カザフスタンの五輪委員会は23日(日本時間24日)、公式サイトで東京五輪の開会式の様子を伝え、特に“お姫様旗手”として話題となった陸上女子三段跳び12年ロンドン五輪の金メダリストのオルガ・リパコワ(36)についてコメントと衣装の詳細を報じた。

 白をベースに美しい刺しゅうで飾られた衣装は、美術館の専門家か監修し、カザフスタンのアルマトイのファッションデザイナー、ビオレッタ・イワノワ氏がデザインした特注品と報告。カザフの装飾品を愛するイワノワ氏は、ともに旗手を務めたボクシングのクンカバエフとリパコワを「二羽の白鳥、幸福の鳥」をイメージしてデザインしたと説明している。選手村でも、多くの他国の選手から、写真撮影を求められたことも報告している。

 同委員会のツイッターでもリパコワが、まさにはばたく鳥のように開会式前にドレスの裾や袖を風にたなびかせて歩く姿などを公開した。

 開会式ではリパコワの姿をみた視聴者からネット上で「ファイナルファンタジーXV」に登場する「ルナフレーナ様かと」「まじ綺麗だったよね」「美しすぎる プリンセスじゃん」「妖精ですか?」「ファンタジー感がとても似合ってた!」「女神は衝撃的過ぎた」「お姫様だ」という声が集まっていた。

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