柔道 高藤&渡名喜 アベック金へあと2勝 ともに準々決勝で難敵撃破

[ 2021年7月24日 14:03 ]

東京五輪第2日 柔道男子60キロ級・女子48キロ級 ( 2021年7月24日    日本武道館 )

男子60キロ級の高藤直寿(左)と女子48キロ級の渡名喜風南
Photo By スポニチ

 04年アテネ大会以来の最軽量級アベック金を狙う日本勢は、男子60キロ級の高藤直寿、女子48キロ級の渡名喜風南(ともにパーク24)がともに2回戦から登場。2回戦、準々決勝と勝ち上がり、準決勝進出を決めた。

 16年リオ五輪銅メダリストの高藤は、準々決勝で同じ日本武道館で開催された19年世界選手権を制したチフビミアニ(ジョージア)と対戦。序盤から力のこもった熱戦となり、ポイントを取られそうになる場面がありながらも、ゴールデンスコアの延長3分37分、相手に3つめの指導が飛び反則勝ち。序盤戦最大の難関を突破し、高藤は思わず両手を横に広げてガッツポーズするほどだった。

 五輪初挑戦の渡名喜は、2回戦でハンガリー選手を合わせ技一本で破ると、準々決勝ではリオ五輪金メダリストのパレト(アルゼンチン)と対戦。トップ選手であり現役の医師でもある35歳の第一人者には1分54秒、いったん寝技が解けた後、素早く腕ひしぎ十字固めに入り一本勝ち。18、19年世界選手権女王のビロディド(ウクライナ)が待ち構える準決勝進出を決めた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月24日のニュース