森前会長の名誉最高顧問就任報道 組織委は「貢献者には必要に応じて対応」 否定せず?

[ 2021年7月24日 13:09 ]

 女性蔑視発言で2月に東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任した森喜朗元首相が組織委の名誉最高顧問に就任するとの一部報道について、組織委の高谷正哲スポークスパーソンは24日、「大会開催に貢献された方々への役職等については必要に応じて対応することにしているが、個別の人事についての回答は差し控えたい」と話した。「否定しないのか?」との問いには回答が全てとし、どう受け取って報道するかは自由との見解を示した。

 森前会長は21日に福島で行われたソフトボール開幕戦の日本―オーストラリア戦を観戦。無観客で関係者のみ入場できる会場に、どのような立場で入ったのかと22日の会見で問われた組織委の橋本聖子会長は「会長時代に福島でのソフトボール開催が決まり、知事や市長へのお礼を込めてうかがった」と答えていた。

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2021年7月24日のニュース