渡名喜 2試合連続の一本勝ちで準決勝進出 準々決勝でリオ五輪金のパレト撃破

[ 2021年7月24日 13:40 ]

東京五輪2日目 柔道女子48キロ級 ( 2021年7月24日    日本武道館 )

<柔道女子48キロ級3回戦>攻める渡名喜(左)(撮影・会津 智海)
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 柔道女子48キロ級の渡名喜風南(25=パーク24)が、初戦となった2回戦で、ハンガリー選手のチェルノビツキから、合わせ技による一本勝ちで勝利した。

 渡名喜は終始、優勢に試合を進め、3分37秒に一本背負いで技あり。そのまま、崩袈裟固(くずれけさがため)による抑え込みに入り、技ありを奪って合わせ技による一本勝ちとなった。

 その後に行われた準々決勝では、リオデジャネイロ五輪金メダルのパレト(アルゼンチン)に腕ひしぎ十字固めで一本勝ちし、準決勝に進んだ。

 日本軽量級としては、04年アテネ五輪の谷(田村)亮子以来となる金メダル獲得へ向けて、好発進となった。

 ◆渡名喜風南(となき・ふうな)1995年(平7)8月1日生まれ、神奈川県相模原市出身の25歳。格闘技好きが高じて小3から相武館吉田道場で柔道を始め、東京・修徳高3年の高校総体決勝で準優勝。14年に帝京大に進学し、15年の世界ジュニア選手権で優勝。17年世界選手権で初出場初優勝。18、19年は銀メダル。パーク24所属。得意技は小外刈り、背負い投げ。左組み。1メートル48。

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