台風接近でボートの日程変更 荒川出場の男子シングルスカル準々決勝は25日に前倒し

[ 2021年7月24日 14:48 ]

 27日頃に本州に接近・上陸の恐れがある台風8号の影響を考慮し、東京五輪のボート競技の日程が変更された。26日に予定されていた全種目を25日へ前倒しし、25日に予定されていた男女のエイト予選も24日に実施。荒川龍太(NTT東日本)が進出した男子シングルスカル予選準々決勝は26日から25日へ変更となった。

 24日にメーンプレスセンターで会見した大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは、台風がもたらす大会への影響について「地震と違い進路予想があるので準備ができる。ボートは予防的に変更できた」とし、他競技も含めて「全ての関係者とコミットを密にして、当日どう対策するかをしっかり伝え、安全な形での開催を目指す」と話した。大会は気象庁と連携し、落雷などのリスク情報を各会場へ逐次伝える体制を整えている。

続きを表示

2021年7月24日のニュース