プロ1年目15歳加藤翔平 強豪抑え、世界大会初代表入り サーフィンホワイトバッファロー日向プロ

[ 2019年10月19日 18:55 ]

スポニチ後援サーフィンホワイトバッファロー日向プロ第4日 ( 2019年10月19日    宮崎・お倉ケ浜海岸 )

<ホワイトバッファロー日向プロ>ジュニア男子で決勝進出を決めた加藤翔平(撮影・北條 貴史)
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 11月末から台湾で行われるワールド・サーフ・リーグ(WSL)主催のワールド・ジュニア・チャンピオンシップ(WJC)代表選考会が準決勝まで行われ、男子は今年から国内ツアーを回り始めたプロ1年目の加藤翔平(15)が自身初の世界大会代表入りを決めた。

 決勝進出を決めれば代表に選ばれる条件で迎えた準決勝は、同ヒートに18年ISA世界ジュニア優勝の上山キアヌ久里朱(くりす、18)と、18年WJC準優勝の安室丈(18)が控える厳しい組み合わせ。上位2人が次戦に進める勝ち上がり方式で、誰もが本命2人の勝利を感じていたが加藤が躍動した。「とにかく早めに1本乗って、体を動かしていく戦略だった」と用意していた作戦はぴたり。1本目と2本目で高得点を叩き出し首位に立つと、そのまま勝ち切った。

 試合終了後には喜びを爆発させ、大きなガッツポーズ。「ワールドジュニアに行くのが今年の目標だったので、本当に嬉しいの言葉しかない」と涙をにじませた。海のない東京都八王子市出身の原石は「将来は最終的にCT(チャンピオンシップツアー、プロのトップリーグ)に行きたい。これが人生の一歩」と夢を語った。

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2019年10月19日のニュース