AP1位のゴンザガ大が開幕8連勝 今季初のロードも白星 八村は22得点

[ 2018年12月2日 10:40 ]

22得点をマークしたゴンザガ大の八村(AP=資料)
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 全米大学男子バスケットボールのAP通信とコーチ協会のランキングで1位に浮上したウエストコースト・カンファレンス所属のゴンザガ大(ワシントン州)は1日、敵地オマハ(ネブラスカ州)でビッグイースト・カンファレンス所属のクレイトン大と対戦。後半に巻き返して103―92(前半41―48)で勝利を収めて開幕から無傷の8連勝を飾った。

 ゴンザガ大は前半で最大9点のリードを許したが、後半で62―44と圧倒。八村塁(3年)は30分の出場でフィールドゴール(FG)を14本中9本(うち3点シュートは2本中1本)、フリースロー(FT)を4本中3本決めて22得点をマークし、チーム最多の11リバウンドも記録した。

 この日はガードのザック・ノーベルJR(2年)が6本の3点シュート(試投17本)などで自己最多の28得点、フォワードのブランドン・クラーク(3年)も27得点を稼ぐなど先発陣が奮闘。チームは後半の6分すぎにリードを奪い、今季初となったロードでの試合(マウイ招待を除く)でも白星を挙げた。

 今季8試合を終えて八村の個人成績は平均21・9得点、6・1リバウンド。シュートの成功率はFGが60・6%、3点シュートが50・0%、FTが67・3%となっている。

 クレイトン大は6勝2敗。11月22日にはそのときAP16位にランクされていたクレムゾン大に87―82で勝っていたが、今季2度目となったランキング校との対戦では星を落として連勝は「4」でストップした。

 なおゴンザガ大は5日にワシントン大と対戦したあと9日にAP6位のテネシー大と激突する。

 一方、AP2位のカンザス大はランク外のスタンフォード大に苦戦。延長の末に90―84(前半29―35、延長15―9)で勝って6戦全勝としたが、ホームゲームで冷や汗をかく一戦となった。

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2018年12月2日のニュース