神野“ケニア特訓”の成果出す 2日号砲福岡国際マラソン

[ 2018年12月2日 05:30 ]

再生医療を手掛けるスポンサー企業のロゴを胸にマラソン“再生”を誓う神野
Photo By スポニチ

 福岡国際マラソンは2日、福岡市内の平和台陸上競技場発着で開催される。11月に再生医療の研究開発を行うベンチャー企業「セルソース」と所属契約した神野大地(25)は腹痛で途中棄権した9月のベルリンマラソンの雪辱を期し「(腹痛が出ない)成功体験をつくるのが大事。最初の試合からスポンサーに恩返ししたい」と“再生”を誓った。

 初のフルマラソンとなった前回大会は2時間12分50秒で13位。「昨年はハーフくらいで限界だったが、いろいろな取り組みをしてきて体やメンタルは成長できた」と振り返った。

 5月にプロ転向。夏場の約2カ月間はケニアで合宿を敢行し、強いケニア人選手たちの中でもまれてきた。「脚の筋肉も大きくなっているし、フォームも変わってきた」と武者修行の効果に自信を見せる。当日はスポンサー名の入ったユニホームで心機一転、レースに挑む。「若い選手のためにもプロはこういうものだというのを証明したい」と意気込んだ。

続きを表示

2018年12月2日のニュース