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宮原 復活V「絶対ノーミス」達成、平昌見えた!全日本へ弾み

フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦 スケートアメリカ最終日 ( 2017年11月26日    米国レークプラシッド )

スケートアメリカ女子で優勝した宮原のフリーの演技(AP)
Photo By AP

 宮原知子(19=関大)が左股関節疲労骨折からの復活優勝を果たした。前日のショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の143・31点を出し、合計214・03点で15年のNHK杯以来となるグランプリ(GP)シリーズ2勝目。坂本花織(17=シスメックス)がSP、フリーともに2位の合計210・59点で2位に入った。日本勢のワンツーで、樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)のGPファイナル(12月7〜9日・名古屋)初出場が決定した。

 “ミスパーフェクト”が帰って来た。それも、力強さを増して。フリーの自己ベストにわずか0・38点及ばないだけの143・31が表示され、優勝を告げられた宮原は、右手を上げてガッツポーズをしてみせた。

 「ジャンプで回転不足を取られたとしても形としては絶対にノーミスの演技をしたい」

 固い決意でフリーの「蝶々夫人」に臨んだ。前日SPではバランスを崩した2連続3回転ジャンプのルッツ―トーループを決めるなど、7つのジャンプを全て成功。最高難度のレベル4をそろえたスピンとステップを合わせ、全ての要素でプラスのGOE(出来栄え評価)を得た。

 「試合でプログラムをきれいに通すのに時間がかかった。つらい時期を乗り越えてきて良かった」

 昨季終盤に発症した左股関節の疲労骨折の影響で、ジャンプ練習の再開は10月から。前戦のNHK杯は復帰途上を物語るようにミスが目立って5位だったが、故障明け2戦目で早くも代名詞のノーミス。浜田美栄コーチの「攻撃的に持って行きたい」という宣言通り、2季ぶりのGP2勝目を手にした。

 たくましくなったのは、心だけではない。長期リハビリを経て、昨季から体重が5キロ増えた。これまで“太ってはいけない”という心理が先行し、食が細かった。母・裕子さんは「毎年、試合が続く12月末にかけて体が細くなって。体力が回復しないまま次の試合を迎えていた」と振り返る。

 今季は食事量を増やし、それでいて「ジャンプの感覚は変わっていないようです」と娘の体調の良さを感じ取っている。五輪代表が決まるのは全日本選手権(12月21〜24日・東京)。今のコンディショニング方法なら、上げ潮で大一番を迎えられるはずだ。

 ◆宮原 知子(みやはら・さとこ)1998年(平10)3月26日生まれ、京都府出身。医師の両親の仕事の関係で、米国テキサス州に住んだ5歳頃にスケートを始める。関大中、関大高を経て現在は関大2年。14歳のときの12年全日本選手権で3位。14年ソチ冬季五輪代表入りを逃したが、15年世界選手権、15年と16年GPファイナルで銀メダル。全日本選手権は3連覇中。本田真凜、白岩優奈と同じ浜田美栄コーチに師事。高校時代は「図書館が一番好き」と言った読書家。趣味は料理。1メートル52、40キロ。

 ▽女子フィギュアスケート平昌五輪代表への道 日本の枠は2。1人目は12月の全日本選手権優勝者。もう1人は(1)全日本の2、3位(2)GPファイナルの日本勢上位2人(3)全日本終了時の世界ランキング上位3人(4)全日本終了時の今季世界ランキング上位3人(5)全日本終了時の今季最高得点(国際連盟公認)上位3人、の5項目から総合的に判断して選出される。

[ 2017年11月28日 05:30 ]

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