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カトパン突撃!女子ソフト勝股 携帯なくても上野につながる剛球JK右腕

ソフトボール日本代表・勝股美咲(右)にボールの握り方を習う加藤綾子アナ
Photo By スポニチ

 【カトパン突撃!東京五輪 伝説の胎動】五輪競技に復帰した女子ソフトボール。絶対的エース・上野由岐子(35=ビックカメラ高崎)を継ぐ逸材と注目されているのが高校生右腕、勝股美咲(18=岐阜・多治見西3年)だ。速球は上野の高校時と肩を並べる最速107キロ。代表初先発で完全試合(5回参考)の強心臓ぶりも見せた。携帯電話を持たず、ひたむきに競技に打ち込んできた純粋な素顔に、フリーアナウンサーの加藤綾子(32)が迫った。

◆リンゴつぶせない、握力控えめ37キロ

 ――高校生で速球は最速107キロ!野球でいえば体感速度は150キロ以上とも言われます。凄いですね。

 「スピードがあるから代表に選んでいただいているので、そこは自信にしていきたいと思っています」

 ――身長は1メートル70。小さい頃から大きかったんですか。

 「背の順は一番後ろでした」

 ――パワーもありそう。思っていた以上にボールが大きいし、握力も必要ですよね?

 「はい。球数が多くなるとボールを握れなくなってくるので。でも、全然なくて…」

 ――えっ数値は?

 「37キロくらいです」

 ――ほかの選手は?

 「50キロとか」

 ――どのくらいが目標ですか。

 「高校の監督にはリンゴをつぶせるぐらいは欲しいよねって言われます(笑い)」

 ――リンゴを!?握力が強いと投球も変わってきますか。

 「自分の武器の一つであるライズボールは握力が必要なので。握力がついて、もっと保てるようになれば、試合終盤もライズが投げられますから」

 ――ちなみにライズボールとは?

 「バッターの手元で浮き上がるような変化球です」

 ――トップ代表で初先発は6月の東アジア杯中国戦。5回完全デビューでした。緊張はなかったですか?

 「緊張していたんですけど、1球投げたらなくなりました」

 ――話していると、とても雰囲気が柔らかい印象ですが、マウンドでは変わる?

 「負けず嫌いなので。ジャンケンで負けるのもイヤ(笑い)」

 ――さすが将来のエース候補!「ポスト上野」と言われていることについては?

 「凄くうれしいですけど、今の自分ではまだまだだと思っています」

 ――でも、それだけ周囲の期待は大きい。

 「しっかり応えられるように、もっと頑張っていきたいです」

 ――憧れの選手はもちろん?

 「上野選手です。監督やチームメートから信頼されていて。近くで見ていてもホント凄い方だと感じます」

 ――アドバイスしてもらうことは?

 「あります。投手は打たれて学ぶことのほうが多いから、思い切って投げて打たれろと。今はチャレンジしなきゃダメだよって」

 ――素敵な先輩。

 「はい。少しずつ近づいていきたいです」

◆運命変えた「1球」小6から投手に

 ――ソフトボールを始めたのは小学5年。

 「3歳上の姉がやっていたので自分もやってみたいなと」

 ――最初から投手だったんですか?

 「初めは内野とか外野とか。でも姉の試合を見に行った時、投手が三振を取る姿がかっこよく見えました」

 ――それでやってみたいと思った。

 「監督にお願いして、小6から投手を始めました」

 ――投げるのは楽しかったですか。

 「初めて練習試合で投げた時に、四球ばかりだったんですが、1球だけ凄くいい球がいったんです。相手の監督さんも褒めてくださって。それでもっと楽しくなりました」

 ――どんな1球だったんですか。

 「直球がアウトコース低めにバシン!と。それまでの感覚とは違いました」

 ――その1球が自分の運命を変えた?

 「そうかもしれないです」

 ――そこからメキメキ成長して、中学3年で最速103キロ。

 「中学で体幹とかトレーニングしたら筋肉もついて、だんだん速くなりました」

 ――何か独自のトレーニングは?

 「特にはしていなかったです」

 ――天性のもの?ご両親もソフトボール経験があったとか。

 「母は中学時代に陸上をやっていたようですが、父は吹奏楽部。高校では2人ともスポーツはやっていなかったみたいです」

 ――練習のたまものなんですね。今後、目指す球速は?

 「まずは110キロです。今、107キロは出てますが、海外の選手には軽く飛ばされてしまうので」

 ――そのために必要なことは?

 「上野さんのように全身を使った大きなフォームに変えていきたいです」

 ――ソフトボール一筋の青春。携帯電話も持っていないとか。

 「高校の部の規則でダメなんです。みんな持ってないです」

 ――連絡はどうしているんですか。

 「家の電話で。連絡網があって、みんなで回しています」

◆大好き「恋愛小説」2日で1冊読む

 ――何か趣味は持っていますか?

 「恋愛小説を読むのが好きです。2日で1冊とか読みます」

 ――最近お気に入りのストーリーは?

 「幼なじみのすれ違いの恋とか…」

 ――うわあ、キュンキュンする(笑い)。もどかしいですもんね。カワイイ!あと歌も好きなんですよね。

 「学校帰りに駅まで友達と歌いながら帰ったりします」

 ――それもカワイイ!カラオケはよく行きますか。

 「行く時間がないです」

 ――ソフトボールと学業の両立は大変?

 「友達とか周りの人に支えてもらっています。その分、頑張らなくちゃって凄く思います」

 ――卒業後は?

 「東京五輪まで3年ないので、実業団に進んで厳しく練習していきたいです」

 ――東京五輪はどう捉えていますか。

 「一番出たくて、金メダルを獲りたいという目標です」

 ――エースと呼ばれる存在になって?

 「夢としてはあります。今は想像できていないですが」

 ――東京五輪までには携帯を持ちますか。

 「高校卒業したら持ちたいです(笑い)」

 ――ご両親はOKしてくれますか。

 「大丈夫だと思います。たぶん(笑い)」

 ◆勝股 美咲(かつまた・みさき)1999年(平11)10月12日生まれ、岐阜県瑞浪市出身。稲津中(現・瑞浪南中)2年時にU―14代表に選出。高校1年時には飛び級でU―24代表入り。3月の全国高校選抜は準優勝。5月に初めてトップ代表に選ばれ6月の東アジア杯、日米対抗、8月のジャパンカップに出場。右投げ右打ち。家族は両親と姉。血液型A。

[ 2017年11月28日 09:30 ]

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