小林潤 納得の連続トップ10 ジャンプ男子W杯個人第2戦

[ 2017年11月28日 05:30 ]

W杯ジャンプ個人第2戦で10位だった小林
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子のW杯は26日、フィンランドのルカで個人第2戦(ヒルサイズ=HS142メートル)が行われ、第1戦でW杯初優勝を果たした小林潤志郎(雪印メグミルク)は137メートル、134・5メートルの合計280・7点で10位だった。1回目の7位から順位を落としたが、2戦連続のトップ10入りを果たした。竹内択(北野建設)は15位。ヤルネイ・ダミャン(スロベニア)が4季ぶりの通算2勝目を挙げた。

 表彰台こそ逃した小林潤だが表情は明るかった。条件の当たり外れが大きいジャンプ台での第2戦でも安定した飛躍でトップ10に食い込んだ。試技では全体1位の得点をマークしており「自分のジャンプがしっかりできれば悪い風でも飛べる」と頼もしい。12月2、3日にロシアで行われる2連戦には参加せず一時帰国して調整する。「シーズンは続いていく。どこかでまた勝ちたい」と五輪へと続く戦いを見据えた。

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2017年11月28日のニュース