モーグル堀島らW杯開幕戦に向けて出発「一番を目指す」

[ 2017年11月28日 12:23 ]

フィンランドへの出発前に取材に応じる堀島行真
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 フリースタイルスキー・モーグルの日本代表が28日、フィンランドのルカで行われるW杯開幕戦に向けて出発した。世界選手権2冠の男子の堀島行真(19=中京大)は「ルカでは練習期間も長く取れる。さらに技術アップしてシーズンインしたい。大会では一番を目指す」とスタートダッシュを誓った。エアの構成にはまだ迷いがあり、「(五輪までの)W杯7戦で得点の出方を見て、変えるべきところは変える」と最高難度の構成にはこだわらない考えも示した。

 いまだに全日本スキー連盟の定める五輪派遣基準を満たす選手がいない女子では、伊藤みき(30=北野建設)が「トップ10に入って1つずつ成績を伸ばしていきたい。代表に入ることが今は一番大事」と語り、星野純子(28=リステル)も「今シーズンは(手術した)左膝もだいぶ良くなって違和感もない。闘志メラメラという感じ」と勝負の五輪シーズン開幕に向けて意気込んだ。

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2017年11月28日のニュース