白鵬 優勝インタビューで謝罪「場所後に真実を話し、膿を出し切り、日馬富士と貴ノ岩を再び土俵に上げる」

[ 2017年11月26日 17:55 ]

<大相撲九州場所千秋楽>優勝インタビューで今回の問題で頭を下げる白鵬
Photo By スポニチ

 大相撲九州場所は26日、福岡国際センターで千秋楽を迎え、25日に前人未到となる40度目の優勝を決めた横綱・白鵬が優勝インタビューで相撲ファンに謝罪した。

 ――40回目の優勝おめでとうございます。

「どうもありがとうございます」。

 ――誰も到達していない40回目の優勝を果たしました。どう感じていますか?

「その前にこの場を借りて、場所中に水を差すようなこになってしまったことを全国の相撲ファンに力士代表としてお詫びいたしたいと思います」。「私は15歳で来日し、62キロの少年がここまでくるとは誰も思ってなかったと思います。そして、相撲の神様、この国の魂に認められたから この大台40回があるんじゃないかと思います。この土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、膿を出し切って日馬富士関と貴ノ岩関が再びこの土俵に上げてあげたいなと思います」。

 ――今場所はどのように土俵に集中していった。 

「本当に心と体に疲れました。一番一番やりとげました。温かい応援ありがとうございました」。

 ――優勝が決まってきょう千秋楽。仕切りの間にはにらみ合いもあった。今日どんな気持ちで臨んだ?

「豪栄道関がいままで以上に気合入っていましたので負けないようにと思ってやりました」。

 ――終盤は八角部屋の2人の力士も追いかけてきた。どう見ていたい?

「途中から同部屋の力士にやられるんじゃないかと思っていましたけど、本当によく頑張ったんじゃなかいと思います」。

 ――2場所休場がありながら、年間最多勝にも輝いた。

 「3月と秋場所休場してケガもあり、今年は本当に自分を追い込み、いろんなことをやりました。その中もで断食に励んだり、ヨガをやったり自分を追い込んで、稽古はウソつかないなとあらためて思った1年であります」。

 ――どうしてそこまで追い込む。

 「いや、やっぱり何と言っても私の父が64年東京五輪に来てますから、東京五輪まで頑張ろうと、そういう思いで頑張っております」。

 ――次の目標は

 「パッと頭に浮かんでいるのは幕内1000勝というのを目標にして頑張っていきたいと思います」

 ――あと30勝ですね。

 「あ、そうですか。頑張ります」。

続きを表示

この記事のフォト

2017年11月26日のニュース