茉愛けん引!日体大4連覇 “ゴムまり娘”圧巻パフォーマンス

[ 2017年11月26日 05:30 ]

体操・全日本団体選手権第1日 ( 2017年11月25日    高崎アリーナ )

女子決勝、日体大・村上茉愛の跳馬
Photo By 共同

 体操の全日本団体選手権女子が25日に行われ、世界選手権の種目別床運動金メダリスト・村上茉愛(21)を擁する日体大が、合計160・850点で4連覇を飾った。全4種目に出場した村上は床運動、跳馬でトップの得点をマーク。凱旋試合で女王の貫禄を見せ、チームをけん引した。

 世界を制した“ゴムまり娘”が、凱旋試合で圧巻のパフォーマンスを見せた。村上は床運動でH難度の「シリバス」を決めるなど、世界選手権の14・233点を上回る14・250点をマーク。「金メダリストとしての演技を見せないといけない」と重圧を感じたが、曲が流れると集中。「床運動も団体という試合自体も楽しめた」と笑顔でガッツポーズを見せた。

 今季最終戦は12月9、10日の豊田国際(愛知、豊田市総合体育館)。「失敗しない演技を見せられたらいい」。ノーミスで充実の17年を締めくくる。

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2017年11月26日のニュース