須本光希が初優勝「脚がもつれないか、そればっかり心配で…」全日本ジュニア男子

[ 2017年11月26日 17:20 ]

ただ一人190点台に乗せ優勝した須本光希(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権最終日は26日、ALSOKぐんまアイスアリーナで行われ、男子はSP1位の須本光希(大阪・浪速高)がフリーで130・85点をマークし、合計198・19点で初優勝した。

 序盤から衣装とスケート靴を留めていたテープが外れ、氷面ギリギリまで垂れてしまう不運に見舞われた。それでも演技を続け、ジャンプなどのミスもあったが、2位に10点近く差をつけた。衣装関連のアクシデントは大舞台では初めてで「演技中はしんどかった。脚がもつれないか、そればっかり心配で…」と振り返った。

 SPでもジャンプにミスが出ていただけに「SPとフリー、どちらも納得いく演技が出来なかった」と反省しつつも「優勝は自信になった」と表情をゆるめた。すでにジュニアGPファイナル(12月7日開幕、名古屋)への進出を決めており「課題も見つかった。ファイナルでは納得いく演技をしたい」と力を込めた。

続きを表示

2017年11月26日のニュース