錦織 フルセットの末、準々決勝で敗れる BNPパリバOP

[ 2017年3月18日 08:00 ]

準々決勝でソックと対戦した錦織
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 テニスのBNPパリバ・オープンは17日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)が準々決勝で同18位のジャック・ソック(24=米国)を3―6、6―2、2―6で敗れ、初のマスターズ大会優勝はお預けとなった。ソックは準決勝では同10位のロジャー・フェデラー(35=スイス)と対戦する。

 錦織は敗れたものの、週明けに発表される世界ランキングで、現在の5位から4位に復帰することが確実になっている。次戦は21日から始まるマスターズ1000マイアミ・オープンに出場予定。

 第1セット、第1ゲームでブレークのチャンスを逃した錦織は、逆に第2ゲームをブレークされる立ち上がり。第2ゲーム途中でラケットを替えてから徐々にリズムを取り戻し、0―3からの第4ゲームも15―40からキープした。だが、ブレークできず3―6で落とした。

 第2セットはラリー戦に持ち込み錦織が流れを握る。2―1からの第4ゲームをラブゲームでブレークすると、第8ゲームもブレークし6―2で奪った。第3セットは第1ゲームをいきなりブレークされた。

 第3ゲームでもピンチを脱しキープしたものの、サーブした後に痛みが走ったのか、右肘を抑える様子もあった。第5ゲームは4度、ブレークポイントをしのいだが、このセット2つ目のブレークを許してしまう。第7ゲームはキープしたが、続く第8ゲームを落とした。

 ソックが準決勝で対戦するフェデラーは、準々決勝で対戦相手の同16位のニック・キリオス(21=オーストラリア)が食中毒のため棄権し、不戦勝で準決勝に進出している。

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