稀勢の里“常勝モード” 幕内684勝目!!高見山抜き単独9位

[ 2017年3月18日 05:30 ]

大相撲春場所6日目 ( 2017年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

宝富士(右)を寄り切りで破る稀勢の里
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 立ち合いで宝富士の当たりを止めて左を差し、前に出ながら右上手を引いた。危なげない内容で好調な相手を寄り切った稀勢の里は「いいんじゃないか。集中してやれた」と淡々と話した。これで幕内出場1100回で684勝目。幕内勝利は高見山を抜いて単独9位となった。

 白鵬に続いて豪栄道が休場。弟弟子の高安が照ノ富士に土をつけたことで、横綱大関の全勝は稀勢の里一人となったが「明日は明日で集中して」と過度な意識はしていない。5日目に続く完勝で調子が上がってきているように見えても、優勝した初場所と比べると「同じまではいかない」という。最高の力を出していなくても6連勝。新横綱に死角は見当たらない。

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