松鳳山“地獄から天国”金星 初日から5連敗も鶴竜に初勝利

[ 2017年3月18日 05:30 ]

大相撲春場所6日目 ( 2017年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

両腕をあげてガッツポーズをする松鳳山
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 前頭3枚目の松鳳山が自身4個目の金星を挙げて初白星を飾った。結びの一番で過去11戦全敗と全く歯が立たなかった鶴竜を突き出しで撃破。支度部屋で両拳を突き上げておどけると、「今日一日の人生に満足。やっとスタートが切れるかな」と喜びに浸った。

 初日から5連敗し「そろそろ勝ちたいと思っていた」というタイミングでの勝利に「どんな白星よりうれしい」と笑顔。「黒星は逃げるのが早いから、必死に追いかけないと」と巻き返しを宣言した。気分上々の関取は猛スピードで黒星を追い上げ、最後は白星を先行させることをイメージ。陸上のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の名前を挙げた上で「俺も松谷(本名)ボルトだ」と話すなど、会心の勝利に舌も滑らかだった。

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2017年3月18日のニュース