NEC 2季ぶりV王手!! エースがけん引、ニコロバ35得点

[ 2017年3月18日 05:30 ]

バレーボールプレミアリーグ・プレーオフ決勝第1戦 ( 2017年3月17日    東京体育館 )

第2セット、スパイクを放つNEC・ニコロバ(右)
Photo By 共同

 女子のプレーオフ決勝第1戦が行われ、レギュラーシーズン1位のNECが同2位の久光製薬を3―2で破り、2季ぶり6度目の優勝に王手をかけた。最終第2戦は18日に行われ、久光製薬が勝って1勝1敗のタイとなった場合は、今季から導入された1セットのゴールデンセットで優勝チームを決定する。

 徹底マークをされても、要所で決めるからこそエースと呼ばれる。最終セット、相手のマッチポイントを5度しのいで18―18で迎えた場面。NECはニコロバの強烈なスパイクでマッチポイントを迎えると、最後もブルガリア出身の25歳が決めた。山田晃豊監督が「ニコロバが大活躍してくれたが、バランス良く攻撃することができなかった。(最終戦は)チーム全体でいいバレーをしたい」と話すほど、そのパフォーマンスは試合の中で際立っていた。

 ブロックポイントを与えて相手を勢いづかせる場面もあり、アタック決定率は39・3%にとどまった。それでも終わってみれば両チーム最多の35得点。「チーム一つになって、明日も戦う」とニコロバが言えば、20歳の古賀も「明日が勝負」と引き締まった表情。昨季4位からの復活優勝の瞬間まで、慢心なく突き進む。

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2017年3月18日のニュース